赤ちゃんをアトピーにしたくないなら新生児期からベビーローションで保湿しよう

アトピー性皮膚炎というのは語源が「奇妙な」という意味のギリシャ語のatopiaからきていると言われるように原因がまだ解明されていない皮膚の病気です。
ですが、近年の研究によってアトピー性皮膚炎の発症を低下させる方法は明らかになっています。
最新研究からわかるアトピーとベビーローションによる保湿の関係について説明します。
研究機関による発表内容とは?
2014年に国立成育医療研究センターという国の機関によって生まれてすぐの新生児期から赤ちゃんのお肌の全身を保湿することによってアトピー性皮膚炎の発症率が3割低下するという内容が発表されました。
アトピーを完全に予防するにはこれだけでは不十分とのことで、現在もアトピー性皮膚炎に関する研究は続けられていますが、それでも新生児期からの赤ちゃんの全身保湿ケアでアトピーの発症を3割も抑えられるというのはすごい発見です。
どうして新生児期から赤ちゃんのお肌の全身保湿が効果的なのかというと、
国立成育医療研究センターの発表内容からわかるのは、
・アトピーとアレルギーは関係がある
・アレルギーは原因物質であるアレルゲンが体内への侵入することで起こる
・アレルゲンは口からだけでなく、皮膚からも侵入する
・お肌に潤いと皮脂というバリア機能が十分あれば、アレルゲンの侵入を防ぐことができる
・赤ちゃんはお肌のバリア機能が未熟なのでアレルゲンの侵入を許しやすい
・保湿ケアによってお肌の表面をアレルゲンから保護してあげることが大切
・皮膚のどこからでもアレルゲンは侵入してくるため、乾燥部分だけでなく全身の保湿がポイント
・実験を行ったところ、新生児期から全身保湿ケアした赤ちゃんグループはしていないグループよりもアトピーの発症率が3割低かった
以上が、発表内容の要約となります。
一度発症すると何度も繰り返し、強い痒みが伴うアトピーだからこそ、発症しないようにある程度予防できるのであれば、するに越したことはありませんね。
ベビーローションで保湿ケアするのがおすすめな理由
一応、国立成育医療研究センターでの実験はワセリンで行ったようですが、保湿できれば何でも良いが、ワセリン以外の保湿化粧品であれば、もう少し効果があるかもしれないとのことです。
ワセリンというのは鉱物油ですが、お肌に水分を与えるものではなく、お肌の水分を外に逃がさないようにしたり、外からの刺激からお肌を守る保護に役立ったりする成分です。
一方でベビーローションであれば、お肌のバリア機能を支える水分と油分をバランス良く補えます。
ワセリンでの油分だけと違って水分と油分を補えるわけです。
そのため、お肌のバリア機能をサポートし強化することがアトピー予防につながるのであれば、ワセリンよりもベビーローションの方が良さそうです。※あくまでも個人的見解です。
ですが、ベビーローションの場合、1つ注意が必要となります。
というのも、基本的にワセリンはお肌への安全性が高く負担となりにくいとされています。
ですが、ベビーローションは色々な成分が配合されているので、ベビーローションによっては配合成分によってお肌に負担をかける可能性があります。
赤ちゃんのお肌は皮膚が薄くとてもデリケートなのでお肌に負担をかけると肌トラブルにつながりかねません。
そのため、ベビーローションを使って赤ちゃんの全身保湿ケアを行う場合には低刺激なベビーローションを使うことが重要です。
低刺激なベビーローションを選ぶには配合成分を確認し、お肌への負担となるような成分が無添加のベビーローションを選ぶようにしましょう。

